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サクラの死について

これは2011年2月27日、サクラの命日の記事としてアップしますが、これを書いてる今は2011年5月29日です。
サクラを亡くした経緯が少し特別だったのでここにまとめておこうと思います。

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我が家の愛犬、ハルとサクラ。
2匹とも夏は太り、冬は痩せてしまうという体質。
何が原因かは諸説あるも不明。
冬にはフードの量や回数を増やすのですが、この冬も痩せていきました。
いつもことでした。

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そんな2匹の糞に黄色~オレンジ色をした麦のような粒が毎日のように混じるようになりました。
はっきりとは覚えていませんが1月末くらいからだったと思います。
私達飼い主はそんなものを与えた覚えはなく、散歩中にも拾い食いなんてしていませんでした。
可能性が高いのは庭で自由に遊ばせている時だと思いました。
しかし、庭にもそんなものはありません。
変だなと思いつつ、原因のわからないまま日はどんどん過ぎていきました。

2匹とも食欲があって元気は元気なのですが、サクラはいつもより少しだけ痩せているような気がしていました。
もともと体力のあるほうではありませんでしたが歩くのもフラフラ。
脂肪や筋肉を熱にかえているから痩せるという説が有力だったので脂肪だけでは足らずに筋肉まで熱にかえてるのかなと思いました。

そんな折、冷えたことによる血行不良が原因と思われる出血がハルの耳に起こり、なかなか止血しなかったので病院へ行きました。
ついでにサクラも診てもらうことにしました。
2月25日のことです。
ハルの出血は良くあることで自然に止血するのを待つしかないとのことでしたが、サクラは血液検査の結果、軽度の貧血であり、肝臓の数値が測定不能なほどの異常値だった為に入院となりました。

2月26日の深夜、サクラが危篤状態であるとの電話がありました。
赤血球数が減少し続け、もう輸血しても朝までもつかわからないと言われました。
原因は不明で、骨髄が血液を作れていないのではないかとのこと。
治療の続行を勧められましたが現状ではサクラの回復に希望を持つことは難しく、病院で…知らない人に囲まれて最後を迎えさせるのだけは避けたいという思いからサクラを自宅に連れて帰りました。
家に帰ったサクラは私達と共に過ごし、2月27日の13時過ぎに私達が見守る中、息を引き取りました。

ちょっと歩く時にフラフラしているけど食欲もあって元気に見えたサクラ。
それが入院した途端に危篤状態になって亡くなってしまったことに私達はショックを受け、納得出来ないでいました。

その後、ハルの耳も止血し、平穏な日々が続きました。
ただ、ハルの糞には相変わらず麦のようなものが混じっていましたが。

サクラの死から1ヶ月以上が経った4月6日。
庭で妙な団子を見つけました。

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どう見ても人間が作ったもので、直系は3cmくらい。
ご飯粒と真っ赤な麦の粒で出来ているようでした。
異様な外見。
すぐにハルやサクラの糞に混じっていた物の正体だと気付きました。

その日の朝、ハルはフードを少し残しました。
ハルを迎えて以来、初めてのことです。
それから行動がどことなく妙なのです。
飼い主にしかわからないような説明出来ない違和感。
夕方の診療時間を待って、すぐに病院に連れて行きました。
血液検査の結果、肝臓の数値はほぼ正常であるものの、サクラと同じく軽度の貧血状態でした。
少し発熱してたので対症療法を施して帰宅。
翌日、経過を診る為にもう一度病院へ行くと胸のあたりに皮下出血が出来ていました。
不審な団子、なかなか止まらなかった出血、貧血、皮下出血。
これらのことから先生は殺鼠剤を摂取したのではないかと推測しました。
そしてその晩、ネットでそれと思われる殺鼠剤を見つけました。
麦が原料で色は赤。
ネズミでも1週間くらい連続して摂取しないと死に至らず、抗止血作用の為に内出血を起こして死ぬので自然死に見えるのが特徴だと書いてありました。
翌日には内出血がさらに広がり、ハルは立つこともままならない状態。
血液検査をすると赤血球数は既にサクラの危篤を知らされた時よりも悪い数値。
原因が分かったので治療方法も明確でしたが、助かるかどうかわからないと言われました。
緊急入院し、輸血とビタミンKや止血剤を投与した結果、何とか治療が間に合ってハルは一命を取り留めることが出来ました。
いくつかの奇跡的要因が重なってのことでした。

恐らくサクラの時も体内で出血が起こっていた為に血液が減少したのでしょう。
サクラの時は残念ながら原因につながる要素は一つもありませんでした。
肝臓のほうはサクラの同胎の姉妹も患っていたので先天的なものだったんだと思います。
どうやらサクラの死とは直接の関係は無さそうです。

ハルのこともサクラのことも、庭で見つけた殺鼠剤入りの団子が原因であることは証拠が無くとも明白です。
悪意ある誰かにサクラは殺され、ハルもそれに続くところでした。

2ヶ月以上もの間、毎日のようにその団子を誰かに与えられていたのでしょう。
もちろん誰がどのようにして…と考えます。
そんなことが可能だと思われる人は限られているので、疑わしき人物も居ます。
が、全ては推測に過ぎません。
証拠がないのですから。
警察にも連絡しましたが、どうにもなりません。
その疑わしき人物を調べても証拠不十分なのは目に見えています。
結局防御するしかないというのが結論です。
私達が気を付けているからでもあると思いますが、あれ以来糞に異物が混じることはないので防犯カメラを設置しても無駄でしょう。

特定の1軒のみから、私達の留守中に犬が吠えていてうるさいと苦情を頂いていました。
吠えていたのは確かでしょう。
どの程度吠えていたのか留守にしている私達にはわかりませんが、サクラを迎えてからは2匹して吠えることが増えました。
(サクラを迎える前、ハルだけのときはアパートに住んでいましたが苦情は全くありませんでした)
でも他の近所の家に聞いても犬の声なんて気にならないし聞こえないと言うのです。
留守にする時には雨戸もしっかり閉めて出かけていましたし、出来るだけ音が外に漏れないようにしていました。
苦情を頂く家からは他にも妙なことを言われました。
口笛がうるさい。(うちは吹いていないので濡れ衣ですけど)
赤ちゃんが泣いていますね。(苦情…というわけではなさそうですがわざわざ言わなくても…)
話してる声が聞こえる。(同上)
お風呂で音楽を聴いているでしょう。(同上)
音に敏感なのかな。
そのお宅では子供に、近所迷惑になるからと口笛を吹かないように躾けているらしいです。
夜中じゃなければ口笛くらい…と思うのですけどね。
いろんな人が居るものです。
そのお宅が今回の件に関係してるかどうかはわかりませんが、状況から考えて疑うなと言うのは無理ってもんです。
団子のあった位置もそのお宅の庭から手が届く場所でしたし。
でもあくまで推測ですからね。
このお宅ではないようにと願いながら、このお宅ではないと信じながらお付き合いしています。
ご近所さんが犯人であることなど望むわけがないのですから。

マナーにしても騒音にしても迷惑と思う基準は人それぞれです。
もしかしたら私達は他人の迷惑にならないように生活しているつもりでも迷惑に思っている人がいるのかもしれない。
でも、だからと言って他所の飼い犬を殺して良い理由にはならないと思うし、なるはずがない。
そんな行動を起こす前に出来ることは沢山あるはず。
私はサクラを殺した誰かを一生許すことが出来ないでしょう。

以上がサクラの死に関するあらましです。
これはニュースにこそなりませんが立派な事件です。
世の中何が起こるかわかりません。
これが誰かの役に立つよう、ここに書き留めておきます。

※貴重な意見を頂けるかもしれないのでコメント欄は開けておきます。
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